「Art Fair NAKANOJO 2024」がまもなく開催!
出展作品やイベントなど見どころご紹介
会期:2024 年 6 月 15 日(土)〜 23 日(日)
会場:旧廣盛酒造(きゅうひろざかりしゅぞう)
<群馬県吾妻郡中之条町大字中之条町909>
メディアの方へ: メディア・VIPプレビュー(招待制) 6 月 14 日(金)15:00〜20:00(受付14:30〜) 18:00よりレセプション開催(関係者挨拶・軽食等) ※入場は招待制となります ※メディアの方で取材に来て頂ける場合は、事前にメールにてご連絡ください Art Fair NAKANOJO運営委員会 email : artfairnakanojo@gmail.com |
Art Fair NAKANOJO 運営委員会は、18年続く国際現代芸術祭・中之条ビエンナーレが開催される町、群馬県中之条町にて、アーティスト主導の新たなアートの見本市「Art Fair NAKANOJO 2024」を開催します。
会期は2024年6月15日(土)から23日(日)の9日間 <VIPプレビューは6月14日(金)>。群馬県中之条町にある、明治18年創業の蔵元「旧廣盛酒造」で行われます。
当アートフェアは、ギャラリーではなくアーティスト一人一人が作品を紹介・販売します。参加アーティストは中之条ビエンナーレ他、群馬県での展示経験のある作家、群馬県出身、または群馬県に移住したアーティストが多数参加します。
出展作品は、中之条の土地を意識した素材を取り入れた作品や、パフォーマンスを行う作家がパフォーマンスを販売するなど、地域芸術祭に繋がるものや実験的な作品も出展されます。また、その土地で生きるアーティストが自然と向かい合うテーマや問題意識の表現も多くの作品より感じて頂けることと思います。
さらに会期中の週末、6月15日(土)・16日(日)・22日(土)はトークイベントを開催します。地域芸術祭の今後についてや地方への移住とアーティストの生き方に着目したセッションなど、当アートフェアだからこそ意義があるテーマについて、アーティストや中之条ビエンナーレの総合ディレクターが登壇し話します。
緑美しい初夏の里山・中之条町にて、様々なアートの表現やイベントをお楽しみ下さい。
Art Fair NAKANOJO 2024 参加アーティスト 47組
Art Fair NAKANOJO 2024 会場:旧廣盛酒造
当アートフェアの会場は、明治18年創業の蔵元で行われます。風格のある重厚な建物は、酒造としての役割を終えたあと、現代の建築家福島慶介+松葉邦彦両氏によりリノベーションされました。歴史ある建物の中でアート作品を楽しんで頂けます。
Art Fair NAKANOJO 2024 3つの見どころ
アートフェアをさらに楽しめる、3つの見どころをご紹介します。
1)トークセッション開催
Art Fair NAKANOJO 2024の会期中の週末に、トークセッションを開催します。それぞれ当アートフェアならではの、地域芸術祭・移住、アーティストの生き方に着目したトークプログラムとなっております。
日時:①6月15日(土)18:00〜 ②6月16日(日)18:00〜 ③6月22日(土)18:00〜
所要時間:約1時間−1時間半
場所:旧廣盛酒造内(群馬県吾妻郡中之条町大字中之条町909)
入場:Art Fair NAKANOJO入場パスポート(500円)を受付にてご提示下さい
URL:http://artfairnakanojo.com/2024/05/22/event-talksession/
①6月15日(土)18:00〜 約1時間−1時間半
トークテーマ『地域芸術祭の今後』
登壇者:山重徹夫(中之条ビエンナーレ総合ディレクター)
齋木三男(中之条ビエンナーレ2025実行委員長・石彫家)
西島雄志(Art Fair NAKANOJO 運営委員長・中之条ビエンナーレ2025副実行委員長・彫刻家)
司会: 山形敦子
中之条ビエンナーレは来年で第10回を迎えます。なぜ20年近く続けられているのか、そして今後、地域芸術祭の形はどう変化していくのか。地域芸術祭と地方の活性・住民の方々の意識の変化・それがまたアーティストに影響する循環等、中之条ビエンナーレ総合ディレクターの山重徹夫さんを招き、地域芸術祭の今後の形を模索していきます。
②6月16日(日)18:00〜 約1時間−1時間半
トークテーマ『移住とアーティストの生き方』
登壇者:相田永美・糸井潤・古賀充・佐藤令奈・DamaDamTal・星野博美(中之条町に移住したアーティスト)
司会:西島雄志・山形敦子
昨年の移住希望地ランキングで群馬県は2位に浮上しました。中之条町は近年続々と移住するアーティストが増えています。そんなアーティストたちが、移住後どのように生活と制作に向き合い生きているのか。地域への関わりと制作とのバランスや影響など、移住のリアルと様々なアーティストの生き方を探ります。
③6月22日(土)18:00〜 約1時間−1時間半
トークテーマ『アーティストが日常で感じる美しいもの byアートのはなし こけラジオ』
登壇者:石黒由香・いくらまりえ・藤波洋平(Art Fair NAKANOJO参加作家)
司会:山形敦子・根岸桃子
地域に根ざしたアート系ポッドキャスト「アートのはなし こけラジオ」のパーソナリティである山形敦子と根岸桃子(CLEMOMO)が司会をつとめ、3人のアーティストをゲストにお話を伺います。ポッドキャストでも反響があった『日常で感じる美しいもの』を切り口に、それぞれのアーティストが大事にしていること・美的感覚・向き合っていることを深掘りしていきます。
2)パフォーマンス、ライブペインティング、様々な表現
Art Fair NAKANOJOで出展するアーティストの中には、絵画や彫刻だけではなく、パフォーマンスやライブペイントなど、行為性を作品として販売する作家も出展します。その3組をご紹介します。※鑑賞にはすべて入場パスポートが必要です
●体験型パフォーマンスを販売 ーDamaDamTal(ダマダムタル)
DamaDamTalは会期中、展示作品の販売の他、体験型パフォーマンス『声2』を販売します。来場者は通常の作品購入の方法でチケットを購入し、購入後から会場の旧廣盛酒造周辺を舞台に、彼らが仕掛けたパフォーマンスがスタートします。この土地・会場でしか不可能なパフォーマンス。アートフェア会期中限定の体験です。ご注目ください。
DamaDamTal パフォーマンス『声2』 (最短所要時間:約30分)
作品(チケット)販売時間:会期中毎日 10:00〜17:30 ※ 14日VIPプレビューでの販売時間は15:00〜17: 00
DamaDamTal URL:http://artfairnakanojo.com/artist/damadamtal/
●会期中描き続けるライブペインティング・会期終了まで予測ができない作品 ーいくらまりえ
巨大な体育館いっぱいに広がる絵や、個展会場全体にライブペイントし続け、観る者を絵とそのプロセス自体の中に没入させる作風で注目される、いくらまりえ。当アートフェア会期中も、真っ白からスタートし描き続け、汚し続けます。
いくらまりえ『のれん汚し〼』
[作家ステートメント]
汚しているようで、描いている。 描いているようで、汚している。
とにかく、のれんが汚れているお店は 繁盛しているお店なんですから 一生懸命手を動かします。
時々遅刻したり、ご飯食べにいったり、自由気ままな店主が 会期中沢山吊ったのれんに絵を描き続けます。
完成は会期終了時なので 購入者はのれんを選べません。 経過を見ながら想像して下さい。
そもそも完成なんてないのです。 汚しているのですから。
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作家在廊日(ライブペイント日):会期中毎日 ※食事等でいない時間もあります
いくらまりえ URL:http://artfairnakanojo.com/artist/marie-ikura/
●身体性と文字と絵画、パフォーマンスと絵画の間を彷徨う作品 ー巳巳(みみ)
コンセプチュアルで実験的な作品を生み続けるアーティスト、巳巳。作風は常に変化しますが、その根底には根源的な疑問ー人間そのもの・生きることと表現活動への動機ーを模索しています。
当アートフェアでは、作家在廊日にパフォーマンス「書ドローイング」を行います。観客は巳巳の行う15分ほどのパフォーマンスを鑑賞し、その身体性と絵画を彷徨う行為から生まれた作品を購入可能です。
巳巳 『書ドローイング』
[作家ステートメント]
人類が洞窟内の暗闇で絵とも字ともつかない何かを描いて/書いて/掻いていた時のころを身体的に思い出す。東アジア固有文化である表意文字の漢字を使う。立ち現れた文字のような絵のようなものを水に溶かして形を失わせ忘却する
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作家在廊日(パフォーマンス日):6/14,15,16,17,21,22,23 各日15:00より
巳巳 URL:http://artfairnakanojo.com/artist/mimi/
3)注目出展作品紹介
Art Fair NAKANOJO 2024に実際に出展される作品をいくつか紹介します。
主催者・関係者からのコメント
運営委員長 西島 雄志(彫刻家・gallery.studio.cafe newroll主宰)
私自身、中之条ビエンナーレへの参加がきっかけで中之条町に移住し、gallery.studio.cafe newrollをオープンしました。中之条町はビエンナーレを18年間続けている経験から、地域のアートに対する受け入れ体制がとても柔軟だと感じます。移住作家も年々増えていて、「アートの町」と言える地となっています。しかし町には日常的にアートを鑑賞できる場所がないのが現実です。そんな中、四万温泉を中心に施設にアートを取り入れるケースが増えてきて話題を呼んでいます。このArt Fair NAKANOJOがきっかけとなり町にさらに多くのアート作品が展示されることになったらとても嬉しいです。そしてこの地だからこそ出来る、首都圏での開催とは一味違ったアートフェアとなりますので、是非ご注目いただき遠方からのご来場も心よりお待ち申し上げます。
西島 雄志
1969年横浜生まれ。1995年東京芸術大学大学院修了。2021年に東吾妻町に移住。2011年より現在まで中之条ビエンナーレに参加。2022年には赤城SUNdo、京都の世界遺産二条城にて展示。2023年に大型個展をPOLA MUSEUM ANNEXで開催。現在群馬県中之条町在住。
Art Fair NAKANOJO 顧問 山重 徹夫(中之条ビエンナーレ総合ディレクター)
中之条ビエンナーレが始まってから、様々な人に中之条町は変わったと言われました。それは地元の方々だけではなく、町外に住む多くの方もそう感じたように、新聞やニュースでは、中之条のイベントや取り組みが連日紹介され、文化的で楽しい町という印象に変わったそうです。これは近年増えてきたアーティストの移住者が、色々な文化的な活動をしたり、若い世代が町にUターンして店舗を開業したりと、町に連鎖的な良い変化が起こっているのだと思います。そして長い年月をかけて育まれた、中之条ビエンナーレのアーティスト同士の繋がりは、いまアートフェア中之条という形で、新たに産声をあげました。中之条ビエンナーレが作ってきた3つの「つくる場」「つながる場」「発表の場」に、アーティストによって、もう一つの場が中之条に作られたことに、大きな喜びを感じています。これからアーティストが巻き起こしていく新たな変化の潮流を、この場に実際に来て肌で感じながら楽しんでください。
山重 徹夫
1975年広島県生まれ。多摩美術大学を卒業後、都内デザイン会社で制作ディレクターを務める。2006年より地域独自の視点から芸術文化を発信することを目的に、中之条ビエンナーレを立ち上げ、総合ディレクターを務める。現在は総合的な地域ブランディングや国際芸術交流をはじめとするアートプロジェクトなど、日本各地で地域文化振興事業を行っている。
最近の主な仕事に、中之条ビエンナーレ(群馬)総合ディレクター/Viento Arts Gallery(群馬)ディレクター/クリエイティブコミュニケーションセンターtsumuji(群馬)総合ディレクター/東京藝術大学 講師/高崎経済大学「アーツマネージメント論」講師/倉庫現代美術館(群馬)館長/富士の山ビエンナーレ(静岡)総合ディレクター/逗子アートサイト(神奈川)総合ディレクターなど
<開催概要>
名称 | Art Fair NAKANOJO 2024 |
会期 | 2024年6月15日(土)〜6月23日(日)毎日10時〜18時※ 6月14日(金)VIPプレビュー(メディア・関係者向け内覧会) |
会場 | 旧廣盛酒造(〒377-0424 群馬県吾妻郡中之条町大字中之条町909) |
入場料 | 一般500円(中学生以下は無料) |
参加作家 | 相田永美・アーサーファン・浅野暢晴・Anita Gratzer・飯沢康輔・いくらまりえ・石黒由香・糸井潤・大山里奈・ 鴨下容子・城戸みゆき・CLEMOMO・桑山彰彦・古賀充・齋木三男・齊藤寛之・佐藤令奈・白石綾・関美来・想造楽工・Tanya P Johnson・DamaDamTal・TETTA・外丸治・DUV・永井俊平・西島雄志・西澤利高・Noëll El Farol・早崎真奈美・林麻依子・半谷学・人見将・藤波洋平・船井美佐・古川葉子・星野博美・本郷芳哉・松本涼・水野暁・巳巳・ miyoshi_makita( 三好_槇田 )・村上郁・柳早苗・山形敦子・嘉春佳・渡邉辰吾( 五十音順 / 敬称略 ) |
主催 | Art Fair NAKANOJO運営委員会 (運営委員長:西島雄志) |
後援 | 群馬県/群馬県教育委員会/中之条町/中之条ビエンナーレ実行委員会 |
顧問 | 山重徹夫(中之条ビエンナーレ総合ディレクター) |
SNS | Instagram https://www.instagram.com/art_fair_nakanojo/ X(Twitter) https://x.com/artfairnakanojo |
特別協賛 | 長森平忠/(一社)オリエント芸術文化研究機構/水野秀紀/春山美佐子/アトムサポート株式会社 ・アトミクス株式会社 |
協賛 | 絲山秋子/町田奈桜/本多正志/Maebashi Art Walk/spice WAGANCE/村田春子/み厨や商店/(株)HANDLER/安原茂喜/光輝瓦工房/MFプラン/中澤勝利/0g0lab(ゼログラムゼロラボ)/青木伸夫/狩野初美/剣持真/(株)人と火と/ぐりーんぴーす/鈴木直美/maru maru coffee/天然酵母パン&カフェ エルム/桑原郁夫/artcuratus/さの あおば/齋木七郎石材本家/(株) 田村農園/株式会社 登坂園芸/山口農園/Mizuno Art Studio/アマダ補聴倶楽部/トイズベーカリー/山口通喜/武井禎子/こうじや徳茂醸造舗/中瀬慎一/太田直樹/有限会社 柏屋/矢内建築計画 一級建築士事務所/竹葉館/刻のむこう側展/嶌村真也/平井武人/井上利員・淳子/深澤節子/本多美幸/黒崎敏史/very__san/Ken Okada(岡田健)/寺田英司/(有)湯の宿 山ばと/うた種/亀田屋アトリエ/アートの話 こけラジオ/寺内ちひろ/東洋はりきゅう 悠心堂/有限会社スタイル/朝日座食堂/渡邉修/島村光延/後藤和則/合同会社 岡安映像デザイン/割田更生/おてのくぼ/アベハンデザインオフィス/コハク屋/清見寺/齋藤加奈子/堤直人/湖畔カフェ ラトリエ・ブルー/瀬山康敬/沢渡温泉組合/キッチンさいとう/ニューサイトウ/鍛冶工房studio ZWEI /trois/小池志津子/坂口陽/森山貴史/ワンダーフォーゲル/青柳はるみ/有限会社きたもっく ルオムの森/有限会社エア |
お問い合わせ | Art Fair NAKANOJO運営委員会 email : artfairnakanojo@gmail.com |
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