村上郁
MURAKAMI Kaoru

出身地:東京都
活動地:東京都

 私の制作は多摩美術大学で専攻していた版画制作のプロセスとシステムから強い影響を受けています。  
作品は平面の枠をまたぎ、自身のバックグラウンドとプロセス・構造への興味を通じて、オブジェクトやインスタレーション、平面、ビデオ、サウンド、工作と多岐に渡るジャンルで提示されます。身近な事物の仕組みと日常を支えるシステムの詩的可視化が作品の完成において重要な役割を持つと考えています。  

2008年から現在まで、照明を用いて重なりの構造を探る作品を制作しています。  
加えて2015年のレジデンスへの参加からサイトスペシフィックな制作を始め、以来、他者と自分自身の相互作用が生み出すプロセスが作品の重要な一部になりつつあります。

群馬県での活動

2023 中之条ビエンナーレ2023(2021,2017,2015/中之条町)
2019 個展「光のひとつ」(VIENT ARTS GALLERY/高崎市)
2018 広州・中之条交流展「対流風景/Convective Scenery」(53美術館/中国)
2017 二人展「中之条ビエンナーレ プレビュー展」(西武渋谷/東京都)
2008 入選「群馬性年ビエンナーレ」(群馬県立近代美術館/高崎市)

代表的な活動

2024 二人展「存在を超えて」(WALLS TOKYO/東京)
2023 レジデンス Katsurao AIR(福島)
2021 「STILL LIFE」(La Chartreuse/フランス)
2019 「KAIR2019作品展」(神山町寄居座/徳島)
2018 個展「STUDY TOUR」(ジィオデシック/東京・神戸)
2017 「光る知覚」(akibatamabi21/東京)
2017 「北参道オルタナティブ・ファイナル」(旧バニーコーポレーション本社社屋/東京)
2016 レジデンス AiR Norldland(Nordland Culture Centre/ノルウェー)

主な作品